マグネシウムとは

マグネシウム

マグネシウム

マグネシウムは、エネルギーを産生・貯蔵・利用する働きがあり、ミトコンドリアには欠かせない重要なミネラルの一つです。

特に、脳・心臓・筋肉に重要なミネラルで、不足すると偏頭痛、心筋梗塞、高血圧、慢性筋肉痛などにつながりやすい栄養素であることが分かっています。※

※研究データ:「人間のマグネシウム、健康と病気への影響」

PubMed

Magnesium (Mg(2+)) is an essential ion to the human body, pl…

マグネシウムの重要性・働きについてはこちらをご参照ください。

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マグネシウムの漢字

マグネシウム

元来、マグネシウム(鎂)の漢字は“ミネラル”と“ビューティフル”の記号から成り、中国の伝統治療者の間では“メイ”として知られ、予防医療と治療の両面で、その重要性は明確に認識されていました。また、中国の伝統的な食生活にはこの重要なミネラルが豊富に含まれていました。

古代ギリシャのマグニシア県が産地だったことにちなんで「Magnesium」と命名され、その苦い風味に由来して苦土(くど、bitter salts)とも呼ばれています。

マグネシウムとクロロフィルの構造

クロロフィルの分子構造

光合成をつかさどる緑色植物色素・クロロフィルは、上のような分子構造をしていますが、そのポルフィリン環の中心に存在するのがマグネシウム。植物が光をエネルギーに変換することを可能にするのがマグネシウムと言えます。

ヘモグロビンの分子構造
ヘモグロビンの分子構造

人間の血液を構成する要素・ヘモグロビンは、クロロフィルの中心をマグネシウムから鉄に変えただけの同じ構造になっています。

マグネシウムがクロロフィルの中核になければ、植物は光合成の過程を経ないため、太陽から栄養を摂取できなくなります。動物と人間は植物を食べることによって食糧を得るので、クロロフィルと光合成の過程の中心にあるマグネシウムは生命の源であると言えます。

マグネシウムとミトコンドリア(ATP産生)

また、ミトコンドリアはほとんど全ての生物の細胞に含まれる細胞小器官ですが、このミトコンドリアは細胞が使うエネルギーを生み出しています。皆が“エネルギー”と呼ぶものは、細胞呼吸の酸化的減少に由来しており、これはミトコンドリアを通して行われます。

しかし、細胞内がカルシウムに比べて、マグネシウムが少ないと問題が生じます。

細胞の”エネルギー通貨”であるアデノシン三リン酸(ATPとも呼ばれる)は、マグネシウムに依存しているからです。また、細胞膜のカルシウム排出も、マグネシウムに依存しています。


細胞の主要なエネルギー源であるATP(アデノシン三リン酸)は、生物活性を得るためにマグネシウムイオンに結合する必要がありますATPと呼ばれるものは、実際にはMg-ATPです。このように、マグネシウムはDNAおよびRNAの合成に関連するものを含むポリリン酸塩化合物の安定性に大きな役割を果たします。 ※「Magnesium in biology」Wikipediaより

※引用データ

こちらのページにマグネシウムの全ての働きがまとめてあります。ご参照ください。

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マグネシウムが不足すると生命は息を止め始めます。実際に十分なマグネシウムが細胞内になければ、私たちは呼吸すること、筋肉を動かすこと、思考することさえできないのです。

マグネシウムが、生物にとって非常に重要な存在であるということを理解していただければと思います。

普段の食事からマグネシウム摂取を心がけましょう!

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欧米で人気の経皮マグネシウムもご参照ください。

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著作者情報

Toshi Yamanaka

Toshi Yamanaka

栄養ライター

早稲田大学理工学部卒業後、栄養関連の商品開発・情報編集などに15年以上従事。固定観念に囚われず、世界の新しい情報をいち早くキャッチし、既存のデータと組み合わせて新しい付加価値を生み出すことを心がけている。 趣味は、欧米の臨床試験データや研究論文を貪り読むこと。