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性感染症にならないためにマグネシウムサプリメントを摂取する重要性

【はじめに】

性感染症は、いわゆるセックスをはじめとする性行為などによって感染する病気のことを総称して指します。

現在では法改正により、「性感染症」という名称や「STD(「Sexually Transmitted Diseases」の頭文字)」という名称で呼ばれるようになってきました。

また、性行為で感染するという意味合いを込めて、この病気を総称して、性感染症(STI Sexually Transmitted Infection の略)と言うこともあります。

性感染症は、治療が遅れるほど治りにくくなるため、早期発見、早期治療が大切です。

そして、細菌などの病原体による感染予防の観点から免疫機構を含む生体の微妙な恒常性を維持するために、マグネシウムは広範囲にわたって深く機能していると言えます1)。

残念なことに、現代の日本人は代表的ミネラルであるカルシウムやカリウムだけでなくマグネシウムも慢性的に不足していると言われています。

昨今では多種類のミネラルやビタミンなどを同時に効率よく補うことができるサプリメントによってマグネシウム成分を摂取する人も多く存在しています。

今回は、性感染症にならないためにマグネシウムサプリメントを摂取する重要性について説明します。

【第1章】性感染症になる原因とは?

性感染症の原因となる病原体やウイルスは、性感染症に感染した人の精液や膣分泌液、そして性器周囲や口腔の粘膜や粘液に存在しています。

本疾患は、性行為を介してこの病原体に直接接触することで感染すると伝えられています。

始めの頃は症状が軽いこともあり、感染した人が自覚的に気づかないままパートナーなどに感染させてしまいます。

また、性感染症に感染していると口腔内や性器の粘膜に炎症を起こしやすくなり、HIVの感染率が数倍増加すると言われています。

病原体に感染した人の精液や腟分泌液には性感染症の原因となる病原体がいますが、それら以外にも性器周辺のみならず、口の中や喉に潜在していることも考えられます。

そのため、性行為をした際にそれらの病原体と口腔や性器周辺の粘膜が直接触れることによって、病原体に感染します。

口や舌を使って相手の性器を刺激する「オーラルセックス」の場合でも性感染症にかかるリスクは十分にあります。

そのため、性感染症を防ぐためには、実際のセックスの時だけコンドームをつけるのでは無く、オーラルセックスの際にもコンドームを付けるなどの対策が重要な視点です。

そして、性感染症の中には何年もかかって進行していく細菌性の感染症があり、その一例が梅毒であり、近年患者数が増加しています。

この梅毒については、性行為の時に粘膜や皮膚の小さな傷から感染すると言われており、もし感染すると約112週間の潜伏期間を経て発症するとされています。

梅毒の場合には、一旦途中で症状が改善するために治癒したと間違われて発見が遅れることがありますので特に注意が必要です。

【第2章】性感染症にならないためにマグネシウムサプリメントを摂取する重要性

原則的に、性行為の際には「コンドームを着用する」、あるいは「出血や粘膜損傷のおそれがある無理な性行為をしない」といった基本的な知識を持っていれば、性感染症の感染はかなりの確率で防ぐことが可能です。

特に、クラミジアや淋菌、HIVに関してはコンドームを正しく使えば予防できます。

実際に、検査を受けなければ感染をしているかどうかは確実にわかりませんよね。

性感染症検査を受けて感染が早くわかれば、治療も適切な時期にはじめることができます。

クラミジアや淋菌の場合には、男女ともに将来的に不妊症の原因になることがあります。

特に女性の場合には、卵管という子宮に続く卵の通り道が炎症を起こすと、腹部の激痛を来す子宮外妊娠の原因となる、あるいは赤ちゃんが出来ない卵管性不妊の原因になります。

いずれにしても、感染した人が全て不妊症になるわけではありませんが、重症化すると不妊症になる可能性が高まりますので、あらかじめ感染しないように注意するに越したことはありません。

そして、人間の身体の内部では、マグネシウムという成分は通常では多くの酵素を活性化する重要な役割を担っており、生命維持に必要な様々な代謝機構に関与しているファクターと言われています。

そんなマグネシウムの摂取が不足すると、生活習慣病のみならずウイルス感染症や全身性炎症反応とも密接に関連していることがこれまでの調査研究でも徐々に解明されつつあります。

したがって、生命の基礎ミネラルとも言えるマグネシウムが不足すると、様々な体調不良を引き起こし、同時に免疫力が低下して性感染症発症に繋がる可能性があると考えられます。

昨今において特に注目を浴びている「サプリメント」は、ある成分が濃縮されて、錠剤やカプセルなど、通常の食品とは違う形をして作られた製品をいいます。

近年では、サプリメントなどの健康食品の消費量は年々増加しており、いまや約6割もの人が利用していると言われています。

マグネシウムは、果物や野菜、または経口サプリメントを組み合わせた食事成分として体内に摂取され、特に経口マグネシウムサプリメントは、成人1日あたりで約350 mg(マグネシウム元素量)の摂取量以下であれば安全域と考えられています2)。

万が一にもストレスを多く抱えているときなどはミネラルの消費量も比例して増大すると伝えられており、マグネシウムの摂取は食事以外に市販のサプリメントでもある程度は期待できますので特にマグネシウムを意識して摂るように普段から心がけましょうね。

このように、性感染症にならないためにも最低限のマグネシウムを摂取することが重要であり、その手段としてサプリメントを上手く活用する必要があると考えられます。

【まとめ(おわりに)】

性感染症は、性的接触によって感染する病気のことです。

自分やパートナーを守るためにも、性行為の際にはいろんな細菌やウイルスに感染しないようにコンドームを正しく使えば予防できますので念頭に置いておきましょう。

また、性的接触以外の経路でも感染してしまう可能性はあります。

性感染症は、必ずしも自覚症状があるとは限らない病気であるため、感染に気づいたときにはすでに多くの人に知らぬ間に感染していることも考えられます。

万が一にも、尿道や膣から膿のような汚臭のする分泌物が認められる際には、何らかの病原体が感染していると思われますので早めに医療機関を受診するようにしましょう。

性感染症にならないために常日頃から免疫力の維持や向上を心がけて、免疫力を低下させる要因となり得る疲労やストレスのない規則正しい生活を送りましょうね。

そして、私たちのからだの中に確かに存在して色々な生命活動をサポートしてくれているミネラルの中でも、特に現代の人々における心身の健康のために欠かせない代表格が、「マグネシウム」であると言われています。

さらに、健康食品やサプリメントの市場規模は、年々拡大しています。

皆さんの周りにも健康食品を使われている方が大勢いらっしゃるかもしれませんし、ひと昔前に比べてサプリメントをはじめとする健康食品の情報が満ちあふれています。

近年の調査では、約3割の方が健康食品を毎日利用しており、さらにおおむね8割程度の方が実際にこれまでにサプリメント製品を利用した経験があるという結果が出ています。

したがって、日々の食事内容を見直しながら、サプリメントをうまく活用してマグネシウム成分の摂取方法を工夫することによって性感染症にならないためにも有意義な生活をみんなで過ごしましょうね。

今回の情報が少しでも参考になれば幸いです。

引用文献

1)福生吉裕:マグネシウム製剤の臨床治療への有効性. 東京未病研究会雑誌. 1995 1 1 p. 20-28.

DOI  https://doi.org/10.11288/mibyou1995.1.20

2)Guerrera MP, Volpe SL, Mao JJ. Therapeutic uses of magnesium. American Family Physician 80:157-162, 2009.

DOI http://www.aafp.org/afp/2009/0715/p157.html

著者について

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■専門分野
救急全般、外科一般、心臓血管外科、総合診療領域

■プロフィール
平成19年に大阪市立大学医学部医学科を卒業後に初期臨床研修を2年間修了後、平成21年より大阪急性期総合医療センターで外科後期臨床研修、平成22年より大阪労災病院で心臓血管外科後期臨床研修、平成24年より国立病院機構大阪医療センターにて心臓血管外科医員として研鑽、平成25年より大阪大学医学部附属病院心臓血管外科非常勤医師、平成26年より救急病院で日々修練しております。

■メッセージ
私はこれまで消化器外科や心臓血管外科を研鑽して参り、現在は救急医学診療を中心に地域医療に貢献しております。日々の診療のみならず学会発表や論文執筆等の学術活動も積極的に行っております。その他、学校で救命講習会や「チームメディカル:最前線の医療現場から学ぶ」をテーマに講演しました。以前にはテレビ大阪「やさしいニュース」で熱中症の症状と予防法を丁寧に解説しました。大阪マラソンでは、大阪府医師会派遣医師として救護活動を行いました。