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マグネシウムクリームと肩こり

【はじめに】

この度は当書籍をお読みいただきありがとうございます。

マグネシウムは人体を構成し的確な生命活動をするために欠かすことができない必須ミネラルのひとつと言われています。

一方で、カルシウムやナトリウムと比較して耳にしたことが少なく、普段からあまり意識して摂取しない方も多くいらっしゃるでしょう。

近年では、この重要なマグネシウムの摂取量が年次的に減少してきており、それに随伴して多種多様な疾病が増加傾向であることが指摘されています。

マグネシウムが不足すると、生活習慣病(糖尿病、メタボリックシンドローム)をはじめとして、肩こりや足のこむら返り、不眠や片頭痛など様々な症状を引き起こします。

今回は、マグネシウムを摂取する重要性や現代病とも言える肩こりとマグネシウムとの関係性、そして肩こり症状に対するマグネシウムクリームの効果などをご紹介いたします。

【第1章】肩こりとマグネシウムとの関係とは?

まず前提として、マグネシウム元素は、鉄や亜鉛などと並んで体内で合成することができないので、我々が日常的に必ず摂取しなければならないミネラルです。

一般的な成人男性においては、マグネシウムはおおむね1日あたりで340mg程度摂取する必要があると考えられています1)。

必須ミネラルは知られているだけで全てあわせておよそ現在30種類程度存在すると言われており、それぞれが生命体にとって重要な働きをもたらします。

その中でもマグネシウムという成分はカルシウムの作用をコントロールして肩周囲のみならず全身の筋肉を収縮させ弛緩させる役割を果たします。

主に、マグネシウムは筋肉を弛緩させ、カルシウムは筋肉を収縮させる役割を担っています。

さらに、マグネシウムは、細胞内液に多く含まれるミネラルであり、カルシウムと一面では拮抗し、別視点では協力しあって骨形成などを促進する働きがあります2)。

成人では骨の質や密度が低下することで、腰痛や肩こり、あるいは骨粗鬆症の原因にもなりえます。

体内におけるマグネシウムとカルシウムの電解質バランスが様々な要因で崩れてしまうことがあります。

マグネシウムはストレスを受けてお酒を飲むときに消費されるのみならず、糖質をエネルギーに変えるときにも大量に使用される一方で、その相対的に体内のカルシウムが過剰になってしまうことが往々にして認められます。

このように、マグネシウムが不足してカルシウムとのバランスが一挙に崩れる結果になると、よりカルシウムの影響を身体は受けやすくなり、筋肉が収縮しがちになり、肩こりなどの不調に繋がるようになるのです。

だからこそ、こうして引き起こされた肩こり症状を体の内面からほぐして改善させるためには、まずは「マグネシウム不足」を解消する必要があります。

【第2章】効率よく肩こりが改善できるマグネシウムクリームの効果を教えます!

肩こり症状というのは日々感じるストレス等なんらかの理由で肩付近に血行不良が発生して、それが痛みや倦怠感を引き起こすものです。

その際に、特に肩周囲の筋肉が通常より硬く緊張しているケースなら、「マグネシウム不足」が強く疑われます。

一般的に、マグネシウムを多く含む食材の代表格は、豆、海藻、キノコなどが挙げられます。

前述した通り、マグネシウム不足を解消するためには、1日大体300mgぐらいの摂取が目標になりますが、これらの食品だけで全て目標量を達成しようとするとかなりの量を食べる必要があり、それが毎日続くとなると大変ですよね。

一般の方々からすれば、肩こりの解消方法というと、まずはマッサージや整体、湿布貼付などの対処がまず思い浮かぶかもしれません。

マグネシウムには実は、「皮膚から吸収されやすい」という特性があります。

海外の国々ではアロマセラピストやスポーツ選手がマグネシウムスプレーを患部に直接噴き付けて筋肉の緊張を緩和し症状改善に努めている現状があります。

もちろんマグネシウムの摂取は市販のサプリメントでもある程度はできますが、マグネシウムクリームは効率よくお肌につける新しいタイプの肩こり解決策です。

経皮吸収の即効性は高いと言われていますので、1日でも早く肩こり症状を治したいという人は、ぜひマグネシウムクリームを塗布してみてくださいね。

 

【2021レビュー】経皮吸収マグネシウムのおすすめアイテム

【まとめ(おわりに)】

マグネシウムは、骨や歯の形成に必要な大切な栄養素です。

そのほかにも体内酵素の正常な働きとエネルギー産生を助けるとともに、血液循環を正常に保つ役割や筋肉を正常に動かすに必要な栄養素です。

過去の数々の研究から、マグネシウム含有型保湿クリームは日常生活でのストレスによる肩こり症状に対して改善効果があることを教えてくれました。

これからは、マグネシウムやカルシウムをはじめとするミネラルバランスを考慮した快適な日常生活を過ごせるように工夫していきましょうね。

飲酒を頻繁にする、あるいはダイエットで食事制限をしてマグネシウム不足の要因に心当たりのある方や何となく肩周囲の疲れが取れない人、そして筋肉がこわばりやすいと感じる方々はマグネシウムオイルを塗る習慣を身に付けましょう。

コロナウイルス感染症の影響で在宅中心の勤務やモニタを使ったオンライン会議などは、もう少し続きそうですね。

肩こりなど体の疲れと上手に付き合うためのオプションの一つとして、食事やサプリメント以外にも経皮的吸収できるマグネシウムクリームを使用することによって症状を軽快させて、快適なリモートワークを実践しましょう。

今回の情報が少しでも参考になれば幸いです。

引用文献

1)樋口満ら:スポーツと栄養.財団法人日本体育協会.2005.
2)樹森大介ら:高校サッカー選手の夏合宿におけるコンディショニングについて. 群馬大学教育学部紀要 芸術・技術・体育・生活科学編.第47巻.87―97頁.2012.

著者について

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■専門分野
救急全般、外科一般、心臓血管外科、総合診療領域

■プロフィール
平成19年に大阪市立大学医学部医学科を卒業後に初期臨床研修を2年間修了後、平成21年より大阪急性期総合医療センターで外科後期臨床研修、平成22年より大阪労災病院で心臓血管外科後期臨床研修、平成24年より国立病院機構大阪医療センターにて心臓血管外科医員として研鑽、平成25年より大阪大学医学部附属病院心臓血管外科非常勤医師、平成26年より救急病院で日々修練しております。

■メッセージ
私はこれまで消化器外科や心臓血管外科を研鑽して参り、現在は救急医学診療を中心に地域医療に貢献しております。日々の診療のみならず学会発表や論文執筆等の学術活動も積極的に行っております。その他、学校で救命講習会や「チームメディカル:最前線の医療現場から学ぶ」をテーマに講演しました。以前にはテレビ大阪「やさしいニュース」で熱中症の症状と予防法を丁寧に解説しました。大阪マラソンでは、大阪府医師会派遣医師として救護活動を行いました。